ロコモ

こどものカラダに異変あり?!こどもロコモにご用心

1970年からわずか40年ほどの間に、小中高生のケガや骨折の発生率が2〜3倍*に増加していることをご存じですか? 大人だけでなくこどもにも忍び寄るロコモ問題。さてあなたのお子さんは大丈夫?

*日本スポーツ振興センター:学校の管理下の災害(基本統計)より算出。

パンダ

こどももロコモになるの?

こどもは元気に外で遊ぶもの…だったのは昔の話。ゲーム機の普及や外遊びの減少、生活の利便性が向上した現代では、体を動かす機会が減り、身体機能の発達が不十分な状態にある子が想像以上に多いことがわかってきました。大人のロコモが「身体機能の衰え」である一方、こどものロコモは「身体機能が発達すべき時期に十分に発達しない」ために起こる、いわば現代病。跳び箱に両手をついただけで手首を骨折したり、片脚立ちができずに転んでしまうなど、以前には見られなかった“ロコモなケガ”をするこどもが増えているのです。

こどもロコモCHECK!
1つでもチェックがついたら骨折などの大きなケガをしやすい「こどもロコモ」の可能性あり!

こどもと一緒に体を動かそう!

特に10代前半は骨の成長に最も大事な時期。適度な運動負荷をかけることで丈夫な骨がつくられ、将来のロコモ予防にもつながります。これを機に親子で日々の生活を見直してみませんか?

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3食しっかり、バランスのよい食事を!

欠食や偏食は筋骨の成長を妨げます。また、体づくりに必要な栄養摂取の妨げとなる成長期の無理なダイエットは禁物です。

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親子で外に出かけよう!

一緒にできる運動はもちろん、買い物に行くもよし、散歩するもよし、1日合計60分以上を目標に、親子で一緒に体を動かしましょう。

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規則正しい生活&睡眠を!

塾や習い事、テレビやゲームで夜更かししていませんか?早寝早起きを習慣化し、十分な睡眠をとることも、身体の成長には欠かせない要素です。

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鳥居俊先生

【監修】鳥居 俊 先生

(早稲田大学スポーツ科学学術院 准教授)

スポーツ整形外科、発育発達学のエキスパート。運動器の発育発達、運動器障害の予防等をテーマとして研究・指導を行っている。日本体育協会公認スポーツドクターとしても活躍。

ヘルス・グラフィックマガジンvol.29

ヘルス・グラフィックマガジンvol.29
「ロコモ」より転載(2018年4月16日発行)

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