食中毒

ピカピカ2度洗い!

食中毒予防の基本であり、最も身近な対策とも言える調理時や食事前の「手洗い」。
この手洗いのポイントは、洗い方やタイミングだけでなく、実は「洗う回数」にもありました。

なぜ2度洗い?

食中毒の主な原因の一つである「ノロウイルス」は、感染力が強く、10~100個程度のごくわずかな量で発症に至ることが知られていますが、その大半は調理者の手についたウイルスが食品に付着したり、食事を摂るときに手についていたウイルスが口に入ることで起こると考えられています。そんなノロウイルスに対する手洗いの効果について検証したある研究では、次のような結果が……。

残存ウイルス比較例

「60秒1回」より「10秒2回」の方が効果的!※残存率は「手洗いなし」を100%とした場合。(森功次ほか:感染症誌 80:496-500, 2006より)

汚れが残りやすいのは…◎手の甲◎指先◎親指◎指や手首の付け根◎しわやくぼみ

基本の手洗いタイミング

◎外から帰った後 
◎食事の前 
◎トイレの後 
◎調理を始める前(調理中も随時)
◎ペットや動物に触れた後 
◎その他、汚れたときには随時

手順

STEP.1 準備

時計や指輪をはずそう。爪は短く切っておこう

下へ
STEP.2 水洗い

流水で軽く洗おう

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STEP.3 石鹸洗い

ハンドソープをよく泡立て、汚れが残りやすい部位を特に意識して、手首までしっかり洗おう

STEP.3とSTEP.4を2回繰り返そう!(洗い10秒→すすぎ15秒×2)

STEP.4 すすぎ

流水でよくすすごう

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STEP.5 乾燥

ペーパータオルや清潔なタオルで拭こう

「手洗い」はノロウイルス以外の食中毒や感染症(接触感染)予防にももちろん効果的!身近な「手洗い」を見直してみよう!

石井 永一 先生

【監修】 石井 永一 先生

石井クリニック院長

消化器症状をはじめとする内科的疾患を診察するプライマリケア、胃・大腸内視鏡のエキスパート。石井クリニック:埼玉県川口市戸塚南2-16-13

ヘルス・グラフィックマガジンvol.40

ヘルス・グラフィックマガジンvol.40
「食中毒」より転載(2021年6月15日発行)

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