その頭痛の「クセ」を探れ!手がかりは、 頭痛ダイアリー
自分の頭痛の特徴を知ることが、頭痛対策のスタートです。「頭痛ダイアリー」で自分の頭痛を記録すると、自分でも気づかなかった頭痛の特徴が見えてきます。いま使っている手帳やカレンダーに記録するところから始めてみませんか?
記入する項目はシンプルでOK
頭痛のときに起こったことを日記のように記録しておくだけ。続けて記録することで、自分の頭痛の特徴が分かってきます。
痛みが起こる要因を知るカギに
仕事で起きたこと、ストレス、天候、月経などを記録しておくと、どんなときに頭痛が起こりやすいかも分かるように。
医師への相談もスムーズに
頭痛ダイアリーは医師にとっても貴重な情報源。正確な診断や治療方針の決定にも大いに役立ちます。
より詳細に記録したい場合、日本頭痛学会のホームページから頭痛ダイアリーのフォーマットをダウンロードすることができます。
【監修】坂井 文彦 先生
(埼玉精神神経センター 埼玉国際頭痛センター長)
日本初の頭痛専門病院を立ち上げた、頭痛医療のエキスパート。著書に『「片頭痛」からの卒業』(講談社現代新書)など。
ヘルス・グラフィックマガジンvol.47
「頭痛」より転載(2023年3月15日発行)