肩こり・腰痛

LET'S RELAX! ストレッチポールのススメ

ストレッチポール®は日々の生活の中で固まってしまった姿勢や筋肉をゆるめて整えるためのセルフケアツールです。一時的に肩こりや腰痛をやわらげるだけではなく、継続することにより体を根本から整えることを目的としています。

※ストレッチポール®に乗った際に痛みを感じた場合にはすぐに使用を中止し、医療機関を受診のうえ、医師の診察・指導のもとで使用してください。


BASIC 基本姿勢

  • 後頭部からお尻がポールの上に乗るように。
  • 足は肩幅程度に開き、膝は90度くらいに曲げる。体が安定しつつもリラックスできるポジションを探そう。呼吸も深くゆっくりと。
  • 両腕は肩に突っ張りを感じない位置に伸ばし、肘と手の甲を床につける。

3 POINTS ストレッチポールに乗ることで期待できる3つの効果

前かがみの姿勢で固まった筋肉の緊張がやわらぎ、本来あるべき姿勢に近づく

肋骨が開きやすい状態で深呼吸をすることで、副交感神経が優位になる

姿勢を支えるコアの筋肉がはたらきやすくなる

準備運動 左右各30秒

基本姿勢から、右足を床にすべらせて伸ばす。左腕も胸の横あたりまで床をすべらせて開く。体がポールに巻き付くようなイメージで30秒キープしよう。反対の手足も同様に。

床みがき運動 外回し・内回し各10回

基本姿勢の状態で、床に円を描くように腕を動かす。最初は肩から大きく回し、慣れてきたら小さく回す。肩甲骨から肩にかけて筋肉がゆるんでいくのを感じよう。

肩甲骨の上下運動 10回

基本姿勢から天井に向かって両腕をあげる。天井に向かってさらに腕を伸ばすように肩を前に出す。力を抜き、肩を元に戻す。このとき、肩甲骨でポールをはさむようなイメージで。

鳥の羽ばたき運動 5往復

基本姿勢から手の甲と肘を床につけたまま、ゆっくりと腕を開いていく。肩の高さ程度まで広げたら、ゆっくりと元の位置に戻す。肩に突っ張りを感じない範囲で、肩甲骨の動きを感じながら腕を動かそう。

石塚 利光 先生

【教えてくれたのは…】石塚 利光 先生

(一般財団法人日本 コアコンディショニング協会 副会長)

全国各地でストレッチポールを用いたコンディショニングやトレーニングを指導するセミナーを行っている。URL:http://jcca-net.com/

ヘルス・グラフィックマガジンvol.32

ヘルス・グラフィックマガジンvol.32
「肩こり・腰痛」より転載(2019年1月15日発行)

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