肩こり・腰痛

肩腰負担減之極意

古武術:日本に古くから伝わる武術の総称

一般的に、力仕事をするときには筋力が重要と考えられています。しかし、「古武術」は筋力に頼らず、効率的に体を動かすことに重きをおいていることが特徴です。
この古武術の考え方である「筋力に頼らない」「効率的に体を動かす」ということを日常生活に応用することで、体への負担を減らして肩こり・腰痛を予防する極意をご紹介します!

上半身を効率的に動かすカギは肩甲骨なり

上半身は、物や人との接触点となるため、手先や腕だけを使うと、手首や肘・肩に負担が集中します。ここでカギとなるのが、腕と背中を連動させること。背中には大きな筋肉があるため、腕と背中が連動することにより腕だけに負担をかけずに大きな力が発揮できるのです。

腕と背中の連動性を高める秘訣

手の甲を自分に向け、両腕を左右から抱え込むように前に持ってくる

その状態から手首だけを返すべし

子供の抱っこに、引越し作業に、布団の上げ下ろしに

弐:下半身を効率的に動かすカギは股関節なり

中腰で前傾姿勢になっているとき腰を痛める方が多いですが、これを回避するためには、体をお腹からではなく、股関節から曲げることがカギとなります。股関節から体を曲げることで、腰への負担は大きく軽減されます。

股関節から体を曲げる秘訣

左右どちらかの足を、一歩後ろに引いた状態で前傾姿勢をとるべし

調理時に、洗顔時に、子どものおむつ替えに

岡田慎一郎さん

【教えてくれたのは…】岡田 慎一郎 さん

(理学療法士・介護福祉士)

古武術の筋力に頼らないという考え方を介護に応用した、古武術介護の提唱者。著書に『体の使い方を変えればこんなに疲れない!』など。
URL:http://shinichiro-okada.com

ヘルス・グラフィックマガジンvol.32

ヘルス・グラフィックマガジンvol.32
「肩こり・腰痛」より転載(2019年1月15日発行)

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